アンナミラーズといえば、80年代のオタクブームの一翼を担ったレストランチェーン店だ。
ミニスカートに、胸を強調した独特のデザインの制服は世のオタクたちのハートに火をつけ、オタク界隈では人気だった。
ただ、どうしても制服人気の方が先行しているといった感は強く、アンナミラーズがどういった料理を提供しているのかは知らない人の方が多いではないだろうか。
アンナミラーズはペンシルバニアダッチと言われる家庭料理とアメリカンパイを提供するレストランとしてハワイに1973年に開店。同年日本でも青山に1号店がオープンし、日本では井村屋グループが運営している。
1つの時代の終焉か、21日にアンナミラーズ横浜ランドマークプラザ店が閉店した。残すは東京都港区の高輪店のみ。
近年は閉店が相次いでいて、2008年に赤坂店が閉店して以降は2店舗のみで営業していたそうだ。
かつては「アンミラ風」という言葉もできるほど、先行していた制服は人気でセクシーとキュートを両立させたデザインはアニメやゲーム、マンガに多大な影響を与えた。
アンミラなくして「萌え」はなかったと言っても過言ではないだろう。
ただ、近年では秋葉原を端としたメイドカフェやアイドルカフェなどに押されて、いまいち名前が上がらなかったのは事実。
時代と共に客層も変わり、横浜ランドマークプラザ店を例に挙げると、制服目的ではなく純粋に料理を食べに行くファミリー層や中高年層が多かったようだ。
メニューの価格帯が若干高いこともあり、高校生を始めとした若年層の利用は少なかったそう。看板メニューがないのも苦しいとこだろう。
今回の横浜ランドマーク店閉店を惜しむ声は多い。残る高輪店だけは死守しようと、ネット上では盛り上がりをみせているようだ。
かく言う私も制服だけは知っているが、実際に店舗を利用したことはないのでこの機会に行ってみようと思う。